ねえねえ知ってた? 平成十八年十一月

平成18年11月24日(金)

 「笑いはなぜ大切か?」では「一笑一若、一怒一老」という中国のことわざをご紹介いたしましたが、数日前より「だれだって今より若くなれる−脳と細胞が若返るサイトトキシンの秘密」(佐藤富雄)「イシハラ式無病不老のすすめ−40歳から年をとらない生き方」(石原結實)を読み、ワタクシ笑いのみならず、新しい生活習慣を始めました。それは・・「ウオーキングやスクワット」そして「少食」に「身体を温めること(特に下半身)」
 笑った時、脳の中ではベーターエンドルフィンやドーパミンなどの脳内麻薬が出て、心地よく感じると言われていますが、ウオーキングなど身体を動かすことも、同様の効果があるそうですね。ウオーキングは散歩とは違い、少し早いテンポで歩くやり方です。実は、ウオーキングを初めて20分もすると、先の快感ホルモンが分泌されます。40分歩き続けると、今度はセロトニンという、ウツ気分やイライラ・不安を追い払うホルモンが出始めます。最初のベーターエンドルフィンが興奮系の働きとすると、こちらは、リラックス系の働きをします。つまり、興奮した脳をほどよく鎮めてくれます。
 更には、ウオーキング開始15分ほどで、サイトキシン10という、細胞の増殖を促したり、活性酸素の発生を抑え、老化を遅らせるホルモンが出てくることがわかってきました。また、この物質は成長ホルモン・男性ホルモン・インシュリン・アドレナリンなどの分泌も促します。しかし、それらを十分に身体に行き渡らせるには、やはり1時間のウオーキングが必要とのこと。これらのホルモンの力を借りると、良いアイデアが生まれやすい状態ができるので、プラトンやアリストテレスなどギリシャの哲学者たちは、歩きながら思索し、議論を交わしていたと言われています。佐藤富雄先生のアドバイスによると、出来るだけ早朝に・・内なる自分と向き合うのは、独りで、そして音楽など聴きながらではなく、足の運びはリズミカルに早足で・・とありました。そして、ウオーキングができない日は、四股踏みやスクワット運動。下半身を鍛えることは、太腿の血管を増やす役割もあるようです。太腿は第2の心臓。血管が多くなれば、それだけ強く心臓に血液を送ってくれます。ひいては脳にまで・・
 もちろん、運動するからには、栄養補給も量ではなく質。身体が活性酸素によって酸化するのが老化。そのための抗酸化食品の代表として、ニンニク、キャベツ、ニンジン、生姜、大豆、タマネギ、トマト、ブロッコリー、玄米、カレーの香味料ターメリック、オレイン酸の豊富なオリーブオイル、赤ワイン、魚、柑橘類・・・・サプリメントしてしては、ビタミンEにビタミンC,CoQ10、カルシウム、ビタミンB12(ボケ予防、肉・魚・乳製品に多い)などが挙げられています。(佐藤Dr)
石原結實先生は、身体を温める食品を優先することと「少食」を勧めておられます。たとえば、朝は抜いてもいいし、ニンジン・リンゴジュースと、生姜紅茶を飲む。昼はそばや具だくさんのうどん、パスタやピザ、或いは普通食を腹八分目で。夜は何でもよい。なぜ、少食が身体に良いかは、食べ物の消化には胃や小腸にたくさんの血液が必要です。その時間は排泄のための大腸、考えるための脳などには血液が不足します。けれども断食に近い状態になれば、大腸に血液が送られるので、大量の排泄物が出るそうです。便秘になれば、有害物質が血液を巡り病気を誘発することを考えれば、排泄を侮ってはいけないのですね。
 いずれにせよ、体中の血管をつなぎ合わせると、10万キロメートルになるとか。その長さの血管や流れる血液を健康に保つには、いい加減な取り組みではいけないのでしょう。四捨五入すると50歳のサンサンてるよ。真剣に生活習慣の改善を誓った次第です。長寿で有名なコーカサス地方のお年寄りは、ニンニクとタマネギを毎日食べるとありました。そして、笑ったり、踊ったり、身体を動かしたり・・とても陽気に暮らしておられるそうです。

 ということで、今日は勤務先から3キロの道のりを歩いて帰りました。朝は曇っていましたが、昼からは秋晴れ。数本の雲が平行に大空に横たわっています。途中、大阪城の敷地に入ると、花壇の花がお出迎え。少し休憩すると心臓はドッキンドッキン。20分ほど歩いただけなのに・・春にはピンク色の可憐な花びらを散らしていた桜の木には、赤(唐紅か?シグナルレッドか?)や黄(中黄色かな?)や緑(鶯色のような深い緑が混じってました)にお色直しをした葉っぱが揺れています。イチョウが群生している空間は、蒲公英(たんぽぽ)色に染められていましたねえ。でも、色見本には銀杏色が何故ないんでしょう。都会のど真ん中なのに、大阪城には野鳥がいっぱい。ウオーキングのBGMを奏でてくれました。ありがとう!色の持つ波動や小鳥の声に癒されたひと時。秋もまた生命を燃やして、鮮やかに、そして賑やかに更けてゆきます。





平成18年11月15日(水)

 今日は坂本龍馬さまの誕生日であり、お命日。長女がお腹にいる時に「竜馬がゆく」を読んでいたせいか、はたまた偶然か、予定日から11日も遅れて11月15日に誕生。竜馬ファンとしては嬉しいこと。その彼女も、現在では「三国志」を読むような年齢になりました。
 さて有り難いことに、咳が随分楽になりました。道で会う人には「治るのに1ヶ月くらいかかったわ。」と脅かされていたので、「えーーーーっ!」と思っていましたが、気管の痛みも不思議と感じられず、何だか炎症が収まったようです。
 今日は、おととい昨日と咳き込みながら読んでいた本のご紹介をいたしましょう。「ちょっとPTA新聞に出す原稿の添削をして!」と頼まれて友人と一緒にランチ。その後、本屋をブラブラしていた時に見つけたのですが、タイトルは「身体症状に<宇宙の声>を聴く」(アーノルド・ミンデル著 日本教文社)著者は、理論物理学とユングの臨床心理学を学んだ66才の心理療法家。身体に何か不調があると「早く治らないかなあ。」とそのことばかりに意識が行ってしまうものですが、現在、出ている身体の症状をやみくもに消すのではなく、そこに意識の変容・進化を促す働きを発見するという観点があることを知りました。意識の変容と聞くと、宗教的な、あるいはドラッグの世界のような印象を持ちますが、病気の際に活用すると何が起きるか?ここに書かれているエピソードをご紹介しますと・・痛みを感じている肉体ではなく、重なって存在する見えない身体に意識を向けると、たとえばダンスのように身体が自然と動き出す。どのように動きたいのかは自分の身体が一番良く知っている。表面意識で動きを止めることなく、その動きに身を任せている内に治癒が起きるとのこと。つまり自我意識を手放し「無心」の状態になったことで降ってくる贈り物でしょうか?
 無心の状態の一例として、ある禅僧が瞑想に入り、ある状態に達した時、おもむろに筆を取り、一気に書を書き上げたエピソードが本にありました。芸術家や作家にも、最初自分が考えていた構図やシナリオからどんどん離れて、勝手に手が動いたり、登場人物が動き出したりして、描(書)かされているという感覚を受けるという方が多いようです。それも又、同じ境地でしょう。また、治療家が患者に向かう際に「どうか私をお使いください」と祈ると、患者さんに聞かなくても必要な箇所に手が伸びるというのと似ているでしょうか?自分の思考、マインド、自我を手放す感じですね。
 そういえば、学生時代、ソフトボールの試合の時、バッターが撃った瞬間に身体が動き、グローブがボールが捕まえていた経験を想い出しました。後から考えると、なぜそちらの方向に走り出したかわからない。思考停止の中でも何かが身体に働きかけていた感覚を覚えています。最近では、何かを探そうとする意識ではなく、何とはなしに本屋を歩いていると、何故だか目が釘付けになる本が・・思わず手に取ってみると、正に求めていた情報が入っていたり・・また、「ちょっと遠いけれど、歩いて行こう」と思ったら、会いたかった友人にバッタリ出くわしたり・・自分の判断が何かに操られているような感じがする時があります。
 普段、頭(マインド、理性や知性)で物事を考えてばかりいると、この力に気付かないとか。頭は「そんなわけないよ。」とか「悪いことになるんじゃないか。」とか自分の中の別人のように余計なお世話をしてくれます。しかし一旦、思考を止め、心(ハート、感性や悟性)に意識を移した時に、ようやく聞こえてくるかすかな声があります。そのメッセージに耳を傾けるために、古来人々は瞑想や祈りに身を投じてきたのでしょう。私など、ついつい「今のは思い過ごしに違いない。」と心の声を否定してよく失敗したものです。最近ようやく、深く考えることなく身体が動き、自然と言葉が出て・・という感じが少しずつわかってきたところ。
 さて、この本では「未来の医者は、検査結果だけに基づいて診断するのではなく、患者さんの目には見えない身体の状態、心の声を敏感に受け取って、心の力を最大限に活用する方向に進むだろう」とありました。なぜなら、身体の不調の背後には様々な葛藤が横たわっていることが多いからです。でもこれって太古の医者やインディアンのヒーラーたちがしていることですね。医者と患者が互いに向き合ったまま変性意識に入る。「あっ、先生治りました!」と言って患者さんが席を立つ・・こんな診察風景になるんでしょうか?
 ですから、患者自身にも、自分の身体というものの見方に大きな転換を迫られます。痛みがあるのは肉体ですが、その目に見える身体と重なって、別の身体がある・・というより、それも自分自身なのですが、目には見えない自分に目覚めるという意識転換です。その訓練には、手を膝に置いたまま、見えない手を挙げたり、振り回したりするのが良いようです。この本では、リラックスして見えない身体のかすかな動きを感じ取る訓練や、歌や音・倍音を活用する方法・・いろいろな訓練が紹介されていましたが、要は普段の意識とは違う意識に入り、根源の力とつながる勧めのような気がします。

慢性症状は一種の「公案」、すなわち意識の拡大(深化)を目的とした、一見答えようのない問いなのだ。そうした症状の多くは、私たちが日常的思考を手放し、自覚の力を高めて、身体の内なる沈黙の力に目覚めることを要求しているのである。
症状がどのような形で「薬」を含んでいるかに気付いていただきたい。
 それは症状だけでなく、人生全体に効く薬なのだから。
沈黙の力とつながることは、あなたにとってある種の治療となるだろう。

そういえば、ぼーっとリラックスしていたら咳が出ないのに、夕飯の準備など表面意識を働かせると咳が出るというのも、理由があるのでしょうか?この本には、身体の不調だけでなく、自分を悩ませる気分や人たちもまた、私たちの意識の変容を促しているとありました。全ては、「その人に良かれ」と考えて発せられるメッセージであり、起きてくる現象であるのかも知れませんね。

平成18年11月11日(

 トップページの青い帯に書き記す「今日は何の日?」を毎日調べだしてから1ヶ月と20日。いろんな団体が自分たちの商品にちなんだ記念日を制定しているようです。今日11月11日は、まあ、たくさんの団体が参加していますねえ。思わず笑ってしまいました。その理由を見て・・

 くつしたの日,ペアーズディ,恋人達の日
   日本靴下協会が1993(平成5)年に制定。
   靴下を2足並べた時の形が11 11に見えることから。
   1年で1度同じ数字のペアが重なる日であることから、
   恋人同士で靴下を贈り合おうと呼びかけています。

 おりがみの日
   日本折紙協会が制定。
   世界平和記念日であることと、1を4つ組み合わせると
   折紙の形・正方形になることから。

 下駄の日
   伊豆長岡観光協会が制定。
   下駄の足跡が「11 11」に見えることから。
   伊豆長岡温泉に「カランコロン」と心地良い音を奏でる
   下駄に一年の感謝の気持ちを込めて、下駄供養祭が行われます。

 ポッキー&プリッツの日
   食品メーカーの江崎グリコが1999(平成11)年に制定。
   同社の製品ポッキーやプリッツを6つ並べると111111に見えることから。

 もやしの日
   「1111」がもやしを4本並べたように見えることから。

 煙突の日
   「1111」が煙突が4本立っているように見えることから。

 きりたんぽの日
   秋田県鹿角市の「かづのきりたんぽ倶楽部」が制定。
   きりたんぽを囲炉裏に立てて焼いている様子が「1111」に見えることから。

更には、11を十一のように解釈して、記念日を制定した会社や団体も・・

 磁気の日
   磁気治療器「ピップエレキバン」のピップフジモトが1992(平成4)年に制定。
   磁石のN極(+)とS極(-)を「十一(11)」にみたてて。

 鮭の日
   新潟県村上市が1988(昭和63)年ごろに制定。これとは別に、
   築地市場の北洋物産会も制定。
   「鮭」の旁の「圭」を分解すると「十一十一」になることから。

「会長さん、ワシラも『きりたんぽの日』を決めねえとだめだべ。」
「んだ、んだ。いつにするっぺ。」
「んだなあ。きりたんぽだで、きりのええ日がええのう。」
「切りがええて、10とか20とか30とかだべが?」
「んにゃ。覚えやすい日がええちゅうことじゃで。
 決めても、ワシラが忘れてしもたらだめだべ。ワシラ
 人の名前、眼鏡の置き場所、すぐに忘れるじゃろが・・」
「んだ、んだ。何より覚え易うないとのう。」
「覚えやすい日か?んなら、1月1日はどうじゃ。」
「そりゃ、1月1日に失礼じゃ。返って悪い印象を与えるじゃで。」
「そうかのう?」
「うーん、考えに詰まったら、気分転換をせにゃならん。
    きりたんぽでも食いながら考えてみるべ。」
「そうするべ。ええ、今日は何人、集まってるべが?」
「留さんに、松ちゃん、裏のご隠居にワシの4人じゃ。」
「んだら、囲炉裏に差して、思案するっぺ。」
「うーん、うーん、あーーーーっ!!」
「何じゃ何じゃ、ええ考え思いついただべが?」
「いや、家を出る前にタバコの火を消し忘れたんじぇねえがど・・
  プルルプルル・・ああ、おがあじゃんが?ワシの部屋の灰皿を
   見に行ってけろ?すまんのう」
「ほんに、人騒がせな・・」
「あーーーーっ!!」
「何んじゃ?今度は仏壇のろうそくの火を消し忘れただべが?」
「うんにゃ。囲炉裏をよおく見るっぺ。まるで1が4本並んで
   いるように見えねが?」
「はあ、なるほどのう。」
「よし、11月11日を『きりたんぽの日』にするっぺ。」
「んだ、んだ。そうするっぺ。」

・・てな具合で決められたんでしょうか?「読者の中に秋田の方がおられないことを幸いに、いい加減な方言を使っていますこと、お許しくださいませ。もうすぐ『きりたんぽ鍋』が恋しくなる季節。ちょうど記念日が秋でヨカッタですね。



平成18年11月9日(木)

 風邪の後、咳が続いて困ったことはございませんか?コンサートや映画館で・・会議に講義、はたまたお葬式の最中・・咳をするのがためらわれるTPOってありますね。実はワタクシ、風邪は治ったのですが、じっとしていると大丈夫なのに、しゃべり出すとコンコンむせるような咳が出て困っておりました。今日の落語品評会までには治そうと思うも、医院でもらった咳止めは効かず・・SOSに京都の友人が桔梗湯や桔梗石膏という咳に効く漢方薬を送ってくれたり、随分皆さんにご心配をおかけしました。一口に咳と言っても、対応する漢方薬は、体質や咳の種類によっても様々ですので、それぞれに合った漢方薬を専門医師や薬剤師さんにご相談くださいね。
 おかげで大分楽になりましたが、何とツボを押すと、更に効果覿面であることがわかりました。えっ、そないな骨董品はない?あのお・・壺ではなく、身体のあちこちにあるツボでございます。ちょっとこちらをクリックくださいませ。鎖骨の真ん中や腕の折れ曲がる内側などに、ちゃんと肺につながるツボがあるのですね。私の場合、特に鎖骨の真ん中の天突(てんとつ)を押すと気管が楽になるのを実感!また、ツボというのは犬や猫にもあります。きっと、生きとし生けるものには全て備わっているのでしょう。ミミズのツボ、蚊のツボ・・探せばあるかも知れません。人間にはバストアップのツボもあるそうですよ。早速クイクイ・・と。(陰の声・・無駄な努力やと思うけど・・それは元からある人がするもんやて・・)そうそう、金魚園さんのHPも参考になりました。
 ということで「やったあ、咳が楽になった!」と喜びましたが、今回は体調をくずして十分な練習もできず、ぶっつけ本番で原稿を見ながら朗読・・ということになりそうです。でも体調も戻ったことですし、きっととってもハッピーな一日になることでしょう。
もうひとつ健康情報が友人より届きました。携帯電話の安全な使い方です。
 携帯電話と言っても、PHSは随分安全のようです。普通の携帯を
お使いの方への注意点は・・

      @ 携帯電話はバッグの中に入れておいて、イヤホーンマイク
      で通話すると、電磁波をほぼ受けない。

      A メールは 手の指で操作するので、電話よりはまし。

      B 携帯電話の発信時は 頭から離す。
      (発信時とは、電話番号の押し始めと、通話ボタンを押したと
      きが最大。呼び出し中と、通話開始時もほぼ同じ。)
      つながってから近づける。

      C 着信時もかかって来た瞬間が最大の電磁波放射。
      受信ボタンを押したらゆっくりした動作で出れば より安全。

      D 金属フレームのメガネをはずして交信する。掛ける側のピ
      アスやイヤリングをはずして行う。

      金属フレームメガネや、ピアス・イヤリング・ヘアピンをして
      いる人の電磁波吸収率は、4%増加するという研究報告あり。
      ズボンのポケットに携帯電話を入れない。お尻のポケットも
      駄目。

携帯電話等、電磁波の害については以下の報告があります。

      @脳腫瘍のリスクが高まる。
      スウェーデンのレンナハルト・ハーデル博士の調査結果。
      使わない人に対して「1年以上1.26倍。5年以上1.35倍
      。10年以上1.77倍。」

      A 花粉症・ハウスダスト・ダニアレルギーの症状を悪化させ
      る。
      宇治武田病院木俣肇医師の臨床試験。1時間の実験で湿疹が2
      5%から31%増大。

      B白血病と脳腫瘍を起こす。

       ワシントン州衛生局サミュエル・ミルハム博士、1985年
      、アマチュア無線愛好家に白血病の死亡率高いと報告。

       同年、メリーランド州環境プログラムオフィスのリュー・リ
      ン博士。マイクロ波に晒される職業のひとは脳腫瘍になる率が
      高い。

      C 携帯電話の電磁波がガンを促進する。

      テキサス大学ウインタース教授培養細に電磁波24時間照射、
      通常の数倍から数十倍のスピードで増殖。

      D アルツハイマー病に電磁波が大きく関係している。

       南カリフォルニア大学ユージニ・ソーベル教授。
      10ミリガウス以上の電磁波に晒される仕事に携わっていた人
      は、晒されていない人に比べ、3倍。

      E 携帯電話を使うと血圧が上がる。高血圧の人は心臓発作の
      危険性が高まる。

      ドイツ・フライブルク大学の研究グループ。若者10人を35
      分間、携帯電話の電磁波に晒した。動脈収縮が原因との考え。

      F 頭骸骨は丸い。携帯電話から発射される電磁波は、レンズ
      効果のようなかたちで脳の中の1箇所に集中しやすい。
      これはホットスポットと呼ばれ、DNAの損傷が起こったり、
      細胞が傷つけられる。脳へのダメージが極めて大きくなる。

      以上、小若順一氏著。「使うな危険!」講談社刊。(食品と暮
      らしの安全基金)より、引用いたしました。

       小さい子の頭蓋骨は小さい。ホットスポットができやすいだ
      ろうと思ってしまいます。

      ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
      上手な対処法を知れば、安全が守られます。
      電磁波を 馬鹿にせず、上手に付き合って参りましょう。

平成18年11月6日(月)

 ワタクシ、学生さんたち向けに公務員試験講座を担当するようになってから、随分と言葉や漢字の知識が増えました。最初は数学のみを教えておりましたが、気分転換に毎回漢字テストも始めたのです。なぜなら、各種公務員試験では、四字熟語に難読語、間違い易い漢字などの一般教養が問われるから・・その一部をトップページのクイズで公開しておりますが、ある時「画竜点睛」の睛(せい・瞳のこと)は晴(はれる)という字ではないことを知って目からウロコ。
<例>素晴らしい作品なのに、画竜点睛を欠いていて残念です。
というように使うそうです。その言葉の由来は、以下の故事に基づきます。

 その昔、中国は梁の国の武帝は、仏教を厚く信仰していました。たくさんの寺を建て、その装飾画を張という画家に書かせていました。張は、都の安楽寺で4匹の白い竜を描きましたが、どの竜にも、睛(ひとみ=瞳のこと)を書き入れませんでした。そして、「もし、この竜に瞳を書き入れたら、飛んでいってしまうんだよ」と言っておりました。人々は、でたらめを言っていると思ったので、試しに瞳を書き入れるようにお願いしてみました。願いを受けて彼は2匹だけ竜の瞳を書き入れました。
 しばらくすると、雷が鳴り、稲妻で壁が壊されて、瞳を書き入れた2匹の竜は、雲に乗って天に飛び上がっていってしまいました。それを見た人々は腰を抜かし、張の画力に感服したということです。瞳を書き入れなかった2匹の絵だけが、今も安楽寺の壁に残っています。


つまり、文章や絵画で、最後の大切な所に手を加えて、物事を完成させること、或いは、最後の肝心なところを仕上げずに不完全な状態であるという意味で使うことが多いのですね。
 恥ずかしながら本日は、サンサンてるよの「画竜点睛」のお話をすることに致しましょう。あれは40年ほど昔のこと、私が小学1,2年の頃だったでしょうか?冬休みに「家族との生活」の絵を描く宿題が出ました。私は「お母さんとお風呂に入っているところにし〜よおっ」と水彩絵の具を用意し宿題に取りかかりました。実は何を隠そう、ワタクシ、幼き頃は「天才少女」と呼ばれていたんです。ただし、自宅から半径1キロメートルの範囲内での呼び名ですが・・小学校6年間を通して、体育が4だった以外はオール5を通し、絵や習字は選ばれて「大阪府PTA何チャラ賞」他を度々いただく腕前。(陰の声・・当時を知っている人がいないと思って好き勝手なこと言わないの!)そう、図工の時間に写生に行けば、木々の枝振り、葉っぱのラインや色の変化・・細かく観察して、丁寧に描き込む子どもでした。写実主義だったんですね。(陰の声・・もう当時の片鱗はございません。今はかなり大ざっぱでっせ。)ということで、母との入浴風景を想い出しながら、その時も全神経を集中させ、一気に描き上げたのでございます。「さあ、で〜きた!」と思って画用紙を眺めるに、何かが足りない!「あっ、そうだ!」と最後の仕上げをし、母上に見せに行きました。すると、何ということでしょう!母上の表情がみるみる変わったかと思うと・・「これは学校に提出できないわ!」と言われ
 
発禁処分になってしまったのでございます〜〜〜

そして、泣く泣く別の絵を描く幼き日のサンサンてるよ。そう、瞳ではありませんでしたが、最後に加えた一筆(点がふたつと違いまっせ。)で、ワタクシの絵も「宙に浮いてしまった」のです〜〜〜。これを蛇足と言うなら「付け加えることで別の姿に変わってしまった」ことになりますが、このケースでは「付け加えることで正しい姿になった」んですけどねえ・・。幼き日のほろ苦い想い出・・皆様にも似たようなご経験はおありではないでしょうか?えっ、そんなアホな真似はしない?こんな具合に、何かすればオチが付くワタクシ。人生の最後にはどんなオチが生まれるだろうと不安と期待に胸を膨らませている次第です。

 さてさて、風邪のご心配をメールで頂戴致しましたので、現況報告を・・身体のだるさも消え喉の痛みも治まりましたが、2日前から咳が出始めたのです。9日には落語をしゃべらないといけないので、さすがに近くの医院に走り咳止めをもらってきましたが、どうにも止まらず困っておりました。一時は喘息のようになって「気管がここにある」とわかるくらい胸が痛みましたので、アロマと漢方に詳しい友人に相談。表面の熱を無理に下げたり、自然に下がっても、熱が身体の奥深くにこもっている証拠。(つまり炎症は収まっていない)汗を出さないといけないと言われ、昨日は岩盤浴に行ってきました。すると、あら不思議!咳が楽になり、胸の痛みがすーっと引いてゆきました。ということで、すっかり元気に!実は、岩盤浴に使う石が発見されたいきさつというのが、ある時、地元の方が血だらけの石を発見。どうしてだろうと観察していたら、傷を負った猪が石の上で寝転がっている。何か傷を癒す力があるのだろうか?と採取して研究したら、細胞の再生や活性化に必要な波長の遠赤外線他、不思議な放射線を出す石だとわかったそうです。
 ワタクシ学生時代、薬の作用機序を、Aという薬が効くのは、まずBという化学反応を起こし、その結果、細胞内でCというエネルギーを発生するからである。ならば、最初からCというエネルギーを細胞に与えれば良いではないか!と考えていたので、最近のエネルギー医学の治療法にはとても共感を覚えるのです。つまり、ある病気には、aという波長のエネルギーが必要・・別の病気にはbという波長のエネルギーが必要・・という考えの治療法が近未来には広がってゆくのでは?と思います。もちろん、漢方医学など数千年の歴史を持つ治療法には確かな智恵が含まれています。なぜなら、生姜などを始め、漢方薬は身体を温めるエネルギーを出しますが(鍼灸も温める治療法)、合成薬には身体を冷やす物質が多いのですね。どうしても使わないといけない薬もあることでしょう。ならば、その他の方法で身体を温めることが必須です。岩盤浴(最近では溶岩浴も登場)に限らず、笑いや感動や感謝など身体を温める行為が、治療法のひとつとして認知される時代も、そう遠くない気が致します。

平成18年11月2日(木)

今月は、第3回落語出来塾「おぎゃーの会」ご案内から幕開けといたしましょう。

  日時:平成18年11月20日(月)開演午後6時45分
             (会場の開場は6時15分)
  場所:天満の音太小屋
  木戸銭:前売り1500円 当日1800円
  演目:
    1.アニマル物語  桂壱之輔(作:吉田達)
    2.カレーなる一族 桂 蝶六(作:浪江裕史)
 そして、スペシャルゲストは・・
  サキタ ハジメ(のこぎり音楽)
       CM音楽でも聞かれたことがあるかも?
 お問い合わせは・・大阪シナリオ学校 瀬尾まで
       06−6358−3399
 ご予約お申し込みは、以下のアドレスに・・
        scenario@osk4.3web.ne.jp
消防法の関係上、定員をオーバーするような場合、ご入場をお断りすることが
あります。ですから、ご予約の上、お越いただけたら幸いです。



今回は当日のプログラムやアンケート作成に撮影・・と裏方の仕事に徹しますが、数ヶ月に1度巡ってくるイベント。やはりお越しくださるお客様に十分ご満足いただけるか、スタッフの一員として緊張いたします。更に9日に自作の落語を覚えて演じる発表会・・と緊張続き。まだ全然覚えられていませんもの。
 実は、落語の出だし「コンコン。何や、ノドがイガイガするわ。風邪引いたんかいな。」という台詞を練習していましたら、サンサンてるよ、本当に風邪を引いてしまいましたあ。言霊の力はすごいですねえ。「ちょっと風邪を引いてしまって・・」と仮病を使ったら、本当に間もなく風邪を引いたという実例があるそうですよ。そういうわけで、なるべく病気を演じる落語は今後創らないよう、肝に銘じた次第。いえいえ、きっと緊張が続いて免疫力が低下していたか、朝夕の温度差が激しいので、電車の中でどなたかに移されたのでしょう。医者には行かず、にんにく卵黄製剤をガバッと口に放り込み、3日目にようやく回復したところ。でも少し大きな声を出すと声が枯れるので、ボチボチ練習を再開しています。
 ということで、今日は笑える本を買ってきて緊張対策。紀伊國屋書店で見つけて参りましたのは、綾小路きみまろさんの「失敗は、顔だけで十分です。」という文庫本。中は、ライブで使う名言集。

 やっとこの仕事で食べてゆけるようになりました。
  明日は撮影の仕事が入っております。
   朝9時から・・・レントゲンの・・

 あちこち痛む間は、まだ生きてる証拠!

 美容整形外科に行ったんです。待合室で目に入った額には
  『失敗したっていいじゃないか。人間だもの』

 出会った頃の妻は、食べたくなるほどかわいかった。
  あれから40年!今思うのは、あん時食べておけばよかった。

 出会った頃は主人の顔を見ているだけで、ときめいたものです。
  あれから40年!今は顔を見るだけで不整脈です。

 男性に突然襲われたときだってありました。あれから40年!
  いま、突然襲われるのは、息切れ、めまい、動悸・・

中高年のアイドルと言われている方の発言に思わず共感しているということは・・もうそういう年代に突入を開始した!?ということでしょうか。でも、男性に襲われたことも襲ったこともございませんから・・悪しからず。まあ、喜んでいいのやら・・悲しんでいいのやら・・あっ、一度だけありました。あれは数ヶ月前、突然男の足が私の顔面をキック!さすがに鼻血が出ましたねえ。ほんと、ウチの末っ子は寝相が悪くて困るんです。これが、生涯たった一度の襲撃体験。(陰の声・・意味が違うでしょうが・・なっさけない!
 「おい、老いが追い追いやってくるぞ。」と、街で目につく光景が教えてくれます。他人事と思っていてはいけないよ・・そこに自分の姿を重ね合わせ、今という時間を大切に生きなさい・・と言われているのでしょうね。いつか必ずやってくる老い・・そして・・死。人生の折り返し点を過ぎて、ようやく真正面から向き合える覚悟が出来てきたところ。だからこそ、心だけは若さを保つ方法を模索したいと考えているのです。今日は最後に、この詩を味わってみたいと思います。(著作権の関係でリンクにします。)

小児の如く 求めて止まぬ探求心」はきっと忘れないはず。
大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力と霊感を受ける限り、人の若さは失われない」というフレーズに励まされた夜でした。