5.心のエネルギーを増やす方法
何やかんや偉そうに言うてますが、このような知恵は最近わかった新しい発見でも何でもありません。昔から、
このようなことは宗教が教えてくれていました。古今東西の偉い方々は、心にエネルギーが入ってくる思い、
つまり、心にどんどんエネルギーが溜まってくる思いを勧めてくれていたんですね。仏教でもキリスト教でも
「思いやり」や「許し」、「反省」の心が大事だと言ってはりますね。それは、このような心の性質は、東洋人でも
西洋人でも同じだからなんですね。老いも若きも男も女も同じです。どこの球団を応援してても同じなんです。
もっとも阪神タイガースが勝って、心のエネルギーが増える人、減る人、どっちでもない人3種類おられますが、
喜ぶと心のエネルギーは増え、ガッカリするとエネルギーが抜けてゆくという点で、人類皆共通なんですね。 反対に、怒りや嫉妬、不平不満などのマイナスの思いは、心からエネルギーを減らすから、昔から戒められて きたんです。「プラスの思いは心のエネルギーをプラスし、 マイナスの思いは心のエネルギーをマイナスにする。」 正に、言葉通りですよね。 (でも怒りをぐっと溜め込むのは良くないので「もう、そんなん言わんといて」とその都度、明るく自分の気持ちを伝えていく方が宜しいかと思います。) 他にも、渋滞に巻き込まれてイライラすると、ガソリンもちょびちょび減ってますが、心の エネルギーも少しずつ抜けていっています。また、取り越し苦労していると、どんどん心のエネルギーが抜けて いきます。そして、ストレスやマイナスの思いが続いたり、仕事のし過ぎでリラックスが足りなくなると、琵琶湖の危険 水位みたいに一定の線を超えてエネルギーが切れてしまい、心の病になってしまうんですね。ですから、心の病に かかった方を特別な目で見ないでくださいね。エネルギー不足状態に過ぎないのですから・・誰にでもそうなる可能性があるんですからね・・実は、私も昔は結構 取り越し苦労していましたが、心のエネルギーの無駄遣いだとわかってからは「心の省エネしなくっちゃ!」と気持ちを切り替え るようになりました。 心にエネルギーがたっぷりあると生きるのが楽しくなります。反対にエネルギー不足だと生きるのが辛くなります。ですから、心にエネルギーを蓄えるのも長生きの秘訣なんですね。 ウルトラマンなんか、いいなあと思うんです。だって、エネルギーが切れかかっていたら、ピコピコと胸のランプが赤く点滅しますからね。その点、地球人はかわい そうです。自分の思いがエネルギーを増やしているか、減らしているか目には見えませんからねえ。 ですから、常々心にも見えないランプが点いていると思って、今日は青かな赤かなとチェックして、早め早めに 休息を取ってくださいね。 私に、お金を貯める方法を聞いてもらってもトンチンカンな答えしかできませんが、心のエネルギーを溜める 方法なら、ちょっとはアドバイスできるかと思います。今から笑い以外のいろいろな方法をご紹介します。 だって、そんなに朝から晩まで笑ってばかりおられませんからね。 まずはリラックスすること。お風呂にゆっくり入る。十分に睡眠を取る。ひなたぼっこをする。眠ったり、太陽の光を 浴びるのは、決して無駄な時間ではありません。 他にも、音楽や陶芸など趣味の世界に没頭する。クヨクヨ悩んで いると、心のエネルギーは減ってゆきますからね。先ほどの呼吸のことからすると、出来るだけゆっくりした歌を歌うのが いいですね。吟詠なども、長〜い息の訓練でもありますが、ゆっくり肩の力を抜いて腹式呼吸するだけで、実は エネルギーが入ってくるんです。 また、本や映画を見て感動する。美しい風景見て感動する。感動が大切です。 そして、いつもパソコンに向かっている方なら、ウオーキングや適度な運動してストレスを発散するのもいいかと 思います。 また、休息だけではありません。やる気をもって前向きに勉強や仕事に取り組むと心はイキイキしてきます。 イヤイヤすると心のエネルギーは抜けてゆきますからね。 また、人の成功を応援したり祝福する。ストーカーにならない 程度に恋をする。人畜無害の恋に限定しておきますね。ヨン様ーー、スギ様――、キヨシーと熱を上げるのも、 あながち捨てたものではないんですよ。キヨシー言うても渥美清さんと違いますよ。 そして子どもやペットをかわいがる。ご老人や病人など弱い立場の方をいたわる。こういうことも心のエネルギーを増やします。
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